学類長あいさつ

地球学類長 八木勇治

地球は、生物が生息できる環境が長期間保たれている、とても特別な惑星です。他の惑星と比べると、この特別な環境がなぜ保たれているのか?なぜ生物は何度も大量絶滅を切り抜けて繁栄しているのか?不思議に思います。地球に記録されている歴史や現在の観測から、太陽活動のような外的な要因、プレートテクトニクスなどの内的な要因、そして人間を含む生物の活動によって地球の環境が変化していくことがわかってきました。複雑なシステムで、地球の環境が維持されていますが、私たちはその地球システムの全容を理解しきれていません。地球で発生する現象に起因する問題に取り組むには、視野の広い人材の育成が必要不可欠です。

地球で発生する自然現象や物質循環を解明し、地球の歴史を明らかにし、地球と人間との関わりを理解したい学生を歓迎します。地球学は他の学問と比べて若い学問分野ですが、最近の観測・解析技術の発展、コンピューター技術の進歩によって、大きく発展しています。私たちと共に学び、新しいテーマの研究に取り組み、新しい発見をしましょう!

地球学類沿革

2007年4月  筑波大学生命環境学群地球学類に改組

1973年10月 筑波大学第一学群自然学類地球科学主専攻発足

地球学類歴代学類長

2024.24~  八木勇治 

2022.4~2024.3 田 宏昭

2020.4~2022.3 角替敏昭

2016.4~2020.3 松井圭介

2014.4~2016.3 荒川洋二

2012.4~2014.3 杉田倫明

2010.4~2012.3 林謙一郎

2008.4~2010.4 松岡憲知

2007.4~2008.3 指田勝男